【就活ブログ:新卒/中途共通】面接で出される質問の意図を考えよう
- i-career
- 2015年6月9日
- 読了時間: 2分

皆さん、こんにちは!就活ブログ《とびら》の管理人です。
面接での質問は意図があるということはすでにお伝えしていますが、今日は実際の質問からその意図を考えていきましょう。
面接官:「自己紹介をお願いします」
これは簡単そうで、なかなか難しい質問です。
何をどこまで伝えれば良いのか悩みますよね。
学校で初めて会った方に自己紹介するとなると、名前や趣味などで十分でしょう。
仕事上、初めてお会いする方とはどうでしょうか?名前以外にどんな部署でどんな仕事をしているのかなど簡単に説明することが望ましいでしょう。
では面接だと、何を伝えるべきでしょうか。細かくは学生と社会人で異なりますが、一般的には、簡単な経歴と面接への意気込みをしたいところです。
面接官は、これから深くその方の経験や今後の気持ちなどを聞いていきます。その前段階として、簡単なプロフィールを知りたいのです。ただ名前だけを伝えていては、せっかく自分のことを理解しようとしてくださっている機会を自ら失うだけです。特に、最初の質問でもありますから、その後の面接がつまらないものになりそうだと思われないようご注意ください。
面接官:「他社の選考状況を教えてください」
さて、この質問では何が聞きたいのか考えてみましょう。皆さんはどのようにお話しされますか?
私はこれまで面接をしてきましたが、社名を隠してお話しされる方、全て赤裸々にお話しされる方と様々いらっしゃいました。
そもそもこの質問の意図は何なのでしょうか?
答えは志望意欲を確認したいのです。
社名を隠してお話しされる方からは、心を閉ざした印象を持ち、意欲は感じません。よって、不合格の確率がかなり高くなります。
赤裸々にお話しされる方からは素直でその時点で多少の意欲は感じます。しかし、その返答次第では追加質問をしますし、それによって質問の意図は、意欲以外のその方の思考の深さを確認する流れにシフトします。
業界や職種がバラバラだと、どういう基準で企業を選んでいるのかが知りたくなりますし、同業であればどこが本命か探る質問をします。
このように面接は、一筋縄ではいかないものです。
よって、面接対策ですべきことは、
1.想定質問を確認する
2.それぞれの意図を考える
3.こう応えたら、こう返されると追加質問まで考える
4.追加質問の意図を考え、返答を考える
この繰り返しが大切になります。
ぜひ、一度試してみましょう。
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